てっちりなどでお馴染みのフグ。養殖では毒がない場合も。
熊本県の男性が自分でフグを調理し、フグ毒の中毒を起こしたそうです。
フグ毒といえば猛毒テトロドトキシンで、この毒は大人であってもひとたまりもありません。
フグといえば昔は毒を持つことから食べる事を禁止されていた事もあったほどで、自分で調理して食べるのはあまりに危険な行為です。
日本ではフグの調理に免許が必要です。それだけ危険なので管理も厳重にしなくてはならないのです。
またフグの厄介なところは住んでいる場所によって毒を蓄積する部位が違うことで、違う場所のフグをいつもの感覚と同じように処理して食べて毒に当たってしまった、なんて事もあるそうです。
このフグの毒は自分で作り出すのではなく、餌から取り込んだものを体内に蓄積するそうです。そのせいか養殖したフグは育て方次第で毒が無いそうです。
しかしこのフグ毒にはまだわからない事もあり、フグからこの毒を取ってしまうとストレスを溜めやすくなったりとフグに対して何らかの効果があるようです。
せっかくの美味しいフグなのに横着で毒に当たってしまうなんてなんとも言えない話です。
11月 26th, 2017 in
チカの雑談